ヘルペスにミノマイシンは有効?副作用や使用期間の注意点

2020年02月06日

ミノマイシンは、細菌を抑える薬で色々な原因の病気に効くことでよく知られています。細菌に効果を発揮する薬なのでヘルペスなどウイルス性のものには、効果がないこともあり感染症は病原微生物が人の体に侵入して悪さをする疾患です。ここで腫れや発赤を生じますし、時には化膿をしたり、痛みや発熱を伴うこともあります。これらの症状は病原微生物と戦うために、体の防御システムが働いている証拠になります。病原微生物には細菌・ウイルスやカビなどが含まれていますが、ミノマイシンがヘルペス以外に有効なのは細菌による感染症だからです。

マイコプラズマやクラミジアにも有効ですが、病原菌が殺菌されることで腫れや赤みが治ることもあります。また痛みが取れますし熱があるときは、解熱するので身体的にも元に戻ります。色々な細菌に有効なミノマイシンですが、ヘルペスなどのウイルス性の疾患には効果がなく、具体的には慢性気管支炎や性感染症で有名なクラミジア・ニキビ菌を殺菌するためにも用いられます。マイコプラズマ肺炎に対しても、他の抗生物質がない時に次の選択肢になっています。感染症とは関係がない部分で、リウマチの治療に応用されることも見られます。

タンパク質合成阻害薬に分類されますが、タンパク質の合成で初期段階を阻害することで抗菌作用を発揮しています。細菌内の取り込まれた時にタンパク合成開始複合体の、抗生物質に結合し機能を妨げます。この系統に対して一般的に作用していますが、高濃度で殺菌的作用を示すことがあります。

ミノマイシンは菌体内に取り込まれやすい性質で、強い抗菌力を示しているので菌種によって臨床用量でも十分の抗菌力を持っています。細胞壁があることやないことに関わらず、作用するので細胞壁を持っていないマイコプラズマや、クラミジア感染症への有用性が高い薬になります。人の体質により胃の不快感や吐き気を催すことが、副作用として認められています。

頭痛やめまい感もよく見られる症状ですが、ひどい場合は医療機関へ早めに受診することで重症化を避けることができます。その場合の対処法として、ミノマイシンの量を少し減らすことも可能です。長期間服用することは、高齢の人を含めて足に痣のような色素沈着が見られることもあります。小学生以下の子供でも、歯が黄色くなったり葉の成長に対してよくない影響が及ぶことも知られています。重い副作用は特に高頻度で起こるわけではありませんが、アレルギーやショックなどを受けたり、皮膚障害や肝障害には気をつけます。