水疱瘡ウイルスが再発すると発症する!近年増えている子供の帯状疱疹について

2020年04月29日

帯状疱疹は水疱瘡のウイルスが原因になり、痛みを伴う皮膚の湿疹のことです。症状は個人差があり多くのケースでは、体の一部にピリピリとした痛みを感じることから始まります。そうしているうちに少し盛り上がったような赤い湿疹ができ始め、そこへ水疱ができては破れ皮膚がただれるのでかさぶたになります。その間も痛みが続きますが、軽症で済む人もいますが強い痛みを感じることも多く、夜には眠れないほど痛みに悩まされる人がいます。最近はこの水疱瘡のウイルスが再発する、子供が増えてきており帯状疱疹としてよく知られています。

湿疹に対しては帯状に広がるので、初期段階では虫刺され・かぶれや他の皮膚疾患と勘違いする人も少なくありません。これにより市販の軟膏を塗り対処をしているうちに、症状が悪化していくケースもたくさんあります。このような症状には大きく個人差がありますが、原因は水疱瘡ウイルスになっています。水疱瘡は乳幼児や10歳くらいまでの子供の90%がかかるとされる感染症ですが、体内に入ったウイルスは消滅することなく神経節に数十年という長い間潜伏します。これにより多くの成人が水疱瘡ウイルスを持っていることになりますが、免疫力が強く健康な人であれば活動が抑えられています。今までは中高年になって、加齢やストレス・感染症や疲労・生活習慣病などにより、免疫力が低下した時にウイルスの活動が再開をしていました。

実際に40歳以上の世代の再発が75%を占めていますが、最近は子供が発症するケースも多くなっています。帯状疱疹は自分で判断しにくい病気で、赤い湿疹を見つけてやっと受診することが多いです。80%くらいの人は湿疹が出始める前に、体の片側だけにピリピリとした痛みを感じています。胸や腹・背中に出ることが多いですが、顔を含んだ頭部や足に出ることも稀にあります。頭部にできるときは頭痛と間違えるケースもありますし、胸部の場合は狭心症や心筋梗塞などと誤解をする人もいるくらいです。

痛みが出ているときはすでにウイルスが神経節を、損傷していることが多く理由不明の痛みを体の片側だけに感じるときは、皮膚科を受診するようにします。痛みと同様の場所へ赤い湿疹ができ始めたら、帯状疱疹である可能性が高いのですぐに医療機関を受診することが推奨されています。まずは免疫力を低下させないことで、最近の子供に多いバランスの取れていない食事や、睡眠不足などを解消するようにします。持病がある人は自己管理をしながら健康的な生活を送っていくことが大切です。